楽 茶

ー楽茶ー
日本茶を淹れる


深く息を吸って湯煙を見つめる


立ち上がった時が沸点に達した時
静かに急須に茶葉を入れ60度まで冷ました湯を注ぐ


日本茶の独特の香りが漂ってくる


小さな器の時私は茶海を使う


丁寧に作られた白磁の器の透き通るような美しさと茶の色が溶け合う瞬間
茶の声が聴こえてくる

 『いい服かげんよ』


可愛い白い茶器は花伝オリジナル

明治伊万里の皿を使って

小さな轆轤で作られた茶器で丁寧に淹れる緑茶


日本人で良かったと思うひととき