本日はテレビ収録のために『生前骨壺』をギャラリー花伝のサロンに設営しました。
家庭画報ではこれで三回目ですが、お陰様で実績を重ねています。
骨壺の選択は既存の業者のカタログから遺族にゆだねられていることが一般的でしたが、徐々に生前から準備される方が増えてまいりました。
生前は衣食住にそれなりのこだわりや美意識をお持ちになられている方々が何故、終の棲家である骨壺に関心が寄せられないか不思議でなりませんでした。
しかし、当方が生前骨壺をメディアに発表してからは、有田の各お店でも販売コーナーに骨壺が陳列さるようになりました。
誰もが必ず訪れる【死】
今生との別れの儀式のお葬式のことを
自分で演出したいと考える方々が増えてきました。
葬送文化の変化
日本人の生活スタイルが変化するなか、手元供養は現代のスタイルにあった供養方法として注目されています。
【お墓問題】
家族のスタイルの変化により、先祖代々のお墓がない方、お墓があっても遠方で供養にいけない方、お墓の後継者問題を抱えている方が増えています。特に私どもが営業している東京など都市部では、この問題は非常に深刻だと感じております。
ご遺骨をお墓に埋葬せずに自宅で供養する方、一部を埋葬あるいは散骨し、一部を手元に残して供養するという方は今後も増えていくでしょう。
【宗教離れ、価値観の変化】
「ご遺骨を長く自宅に置いておくと成仏できない」-年配の方から、このようなアドバイスを受けた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか? そもそも成仏とは仏教に由来する用語で、近年急速に進む葬送における宗教離れもあり、ご遺骨を身近に置いておくことに対する抵抗感はなくなってきています。なお、手元供養は、宗教的なものではありません。ですから「こうしなければならない」という形式はありません。宗教的な形式にとらわれず、「自分らしい」供養の方法を見つけるというのもひとつの考え方ではないでしょうか?
【手元供養と法律】
散骨と同様、手元供養は違法ではありません。ご遺骨を埋葬せずに自宅に置いておくこと、分骨することは、「墓地埋葬等に関する法律(略して墓埋法)」の規定に反するものではなく、公に認められている行為です。墓埋法では遺体の火葬までは規定していますが、その後の焼骨の扱いについては、特に規定はされていません。手元供養は、死者を弔う祭祀の行為の一種と考えられますので、現在の法律に抵触することはありません。
弊社ではインテリア寿壺と有田焼手元供養を制作し 皆様に大変喜ばれております。
又上載の供花も 素敵なフラワーデザイナーで制作しております。
他にもございます。セレクトショップにてご案内させていただいております。
有田焼手元供養一例
www.youtube.com/watch?v=IwJ5u06iPew
よみがえる日本の美プロジェクト事業